深夜0時…男性に車が突っ込む 住宅地の直線道路、通行人が通報 救護せず去った会社員を逮捕、さらに飲酒運転の疑い 事故後も破損した車で付近を走行、警官が発見 男性に衝突したのに「電柱かと思った」
2025/04/05/10:17
埼玉県警川越署は4日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(酒気帯び運転、ひき逃げ)の疑いで、川越市藤原町、会社員の男(32)を逮捕した。
逮捕容疑は3日午後11時55分ごろ、川越市稲荷町の市道で、酒気を帯びた状態で乗用車を運転し、歩行中の同市の男性(32)と衝突。肋骨(ろっこつ)を折るなどの大けがを負わせ、救護措置を取らずに逃走した疑い。男は「酒を飲んで事故を起こしたことは間違いありませんが、電柱だと思っていました」と容疑を一部否認している。男性は搬送時に会話ができる状態で、命に別条はないという。
同署によると現場は住宅地の直線道路。通行人の30代男性が119番した。付近を警戒中の警察官が、破損した状態で走行する車を見つけ職務質問した。男からは呼気1リットル中0・3ミリグラムのアルコールが検出された。