百日ぜき、累計4771人 昨年超え、1週当たり最多
2025/04/08/15:37
新型コロナウイルス禍では患者が減っていた、激しいせきが特徴の感染症「百日ぜき」が流行し始めている。国立健康危機管理研究機構が8日に発表した速報値によると、全国の医療機関から3月24~30日に報告された患者数は578人。現在の集計法になった18年以降、1週間当たりの報告数としては最多となった。昨年から徐々に増えていたが、今年の約3カ月間の累計は4771人となり、昨年1年間の累計4054人を超えている。