埼玉新聞

 

百日ぜき、累計4771人 昨年超え、1週当たり最多

  •  百日ぜき菌の電子顕微鏡画像(国立感染症研究所提供)

     百日ぜき菌の電子顕微鏡画像(国立感染症研究所提供)

  •  百日ぜき菌の電子顕微鏡画像(国立感染症研究所提供)

 新型コロナウイルス禍では患者が減っていた、激しいせきが特徴の感染症「百日ぜき」が流行し始めている。国立健康危機管理研究機構が8日に発表した速報値によると、全国の医療機関から3月24~30日に報告された患者数は578人。現在の集計法になった18年以降、1週間当たりの報告数としては最多となった。昨年から徐々に増えていたが、今年の約3カ月間の累計は4771人となり、昨年1年間の累計4054人を超えている。

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