埼玉新聞

 

埼玉の話題パン店、閉店へ…あす10日、95年の歴史に幕 パンでできた籠に、小さなパンを詰め込んだ“パンバスケット”有名 近くに桜の絶景名所も 手頃な値段、用意していたパンは60種類

  • 「パンバスケット」を手にするオーロール東城屋の新谷晥さん(左)、芳枝さん夫妻=7日午後、幸手市中

    「パンバスケット」を手にするオーロール東城屋の新谷晥さん(左)、芳枝さん夫妻=7日午後、幸手市中

  • 「パンバスケット」を手にするオーロール東城屋の新谷晥さん(左)、芳枝さん夫妻=7日午後、幸手市中
  • 老舗パン店「オーロール東城屋」の外観=幸手市中

 幸手市中の老舗パン店「オーロール東城屋」が10日、閉店する。新谷晥(あきら)さん(84)、芳枝さん(80)夫妻が中心となって焼きたてのパンを提供してきたが、体力の限界と設備の老朽化などから、創業100年を前に廃業を決めた。地域の食を支えてきた「まちのパン屋さん」が姿を消すことになり、なじみ客から惜しむ声が上がっている。

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