埼玉新聞

 

埼玉でシラスウナギの生産成功 人工海水を用いて国内初 武州ガスの水産研究所 ウナギの食文化を守ろうと地域貢献の一環として2022年から養殖に着手 将来的には、県内で完結する安定的な完全養殖を 課題は

  • 生産に成功したシラスウナギ(武州ガス提供)

    生産に成功したシラスウナギ(武州ガス提供)

  • 生産に成功したシラスウナギ(武州ガス提供)
  • 様子を見ながら餌をあげる武州ガス新事業ユニット長付新事業企画チームの大河原宏真マネージャー

 武州ガス(本社・川越市)は、東松山市にある同社の水産研究所で、ふ化間もない仔魚(しぎょ)「レプトセファルス」からウナギの稚魚「シラスウナギ」への変態に成功した。人工海水を用いたシラスウナギの生産は国内初。将来的には、県内で完結する安定的な完全養殖を実現し、新たな名産にすることを目指す。

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