埼玉新聞

 

早くも田植え始まる 埼玉・加須 人気のブランド米「北川辺こしひかり」 早場米、8月中・下旬には収穫

  • 田植え機で「北川辺こしひかり」の苗を植える柴田均さん=12日午前、加須市麦倉

    田植え機で「北川辺こしひかり」の苗を植える柴田均さん=12日午前、加須市麦倉

  • 田植え機で「北川辺こしひかり」の苗を植える柴田均さん=12日午前、加須市麦倉
  • 【地図】加須市(背景白)

 加須市北川辺地域で11日から、ブランド米「北川辺こしひかり」の田植えが早くも始まっている。同市は県内一のコメの作付面積と収穫量で知られる。田植えをした早場米は、8月中・下旬には収穫できる。

 12日、兄弟でコメ作りをしている同市麦倉の柴田均(ひとし)さん(71)、展(ひろぐ)さん(69)方では、同市麦倉の田んぼで、兄弟で田植えをてきぱきとこなした。柴田さん方は、昨年と同じ約1・3ヘクタール全てで「北川辺こしひかり」を作る。

 均さんは「うちは、先祖代々のコメ農家。北川辺こしひかりの田植えは、いつも弟と一緒にやっている。北川辺こしひかりはおいしいブランド米で、消費者からの人気が高い。プライドを持って栽培している」と話した。

 北川辺地域は、利根川と渡良瀬川の合流地点に位置し、昔から肥沃(ひよく)な土壌と水資源を生かして稲作が盛んに行われている。

 北川辺こしひかりは2010年に特許庁から商標登録の認証を受けたブランド米で、消費者から高い評価を得ている。北川辺地域の主力米になっている。

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