食中毒…客17人が嘔吐下痢、弁当を食べて 店を利用した5グループの客60人が弁当を食べていた…「夜から体調不良」と通報 店員2人からノロウイルス検出、店を営業停止に
2025/04/16/07:29
さいたま市は15日、中央区の精肉店・弁当店「マルコウ和久井商店」で、ノロウイルスによる食中毒が発生したとして、食品衛生法に基づき、同日から3日間の営業停止処分にしたと発表した。
市生活衛生課によると、今月11日に同店を利用した市内事業者から「4月9日に当該店舗で購入した弁当を食べた18人のうち、11人が4月10日夜から体調不良を呈している」と、保健所に通報があった。調査の結果、9、10日に同店が調理した弁当を食べた5グループ60人中、17人が10~12日にかけて、腹痛や嘔吐(おうと)、下痢を発症した。重症者はいないという。
弁当を食べた4人と同店従業員2人の便からノロウイルスが検出され、潜伏時間や症状などから食中毒と断定した。