埼玉新聞

 

熊谷で31・8度 県内で初の真夏日、7月下旬並みの暑さ 熊谷地方気象台、熱中症への注意を呼び掛け

  • 30度を超える暑さの中、日傘を差して参拝する家族連れ=24日午後、熊谷市妻沼の妻沼聖天山

 関東地方は24日、高気圧に覆われて気温が上昇。熊谷市で31・8度を観測し、今年初の真夏日となった。今後も週明けにかけて30度を超える日が続くとみられ、熊谷地方気象台は熱中症への注意を呼び掛けている。

 同気象台によると、県内各地の最高気温は鳩山町で31・6度、越谷市で31・5度、寄居町で31・3度など全8観測地点で30度を超え、7月下旬並みの暑さとなった。

 熊谷市妻沼の妻沼聖天山では、くまがや市商工会が観光用に貸し出している色鮮やかな日傘を差して参拝する人々の姿が目立った。家族でお参りに来ていた地元の女性(59)は「刺すような暑さ。これからもっと暑くなるので、しっかり水分補給して熱中症を防ぎたい」と話していた。

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