ショックで涙…高1女子が死亡、花を手向けた女性「元気で本当に良い子だった」 襲われた自宅マンション前に花やお菓子 同級生ら「待っててね」「許せない」
2025/04/17/11:01
さいたま市桜区栄和6丁目のマンションで14日夜、同所に住む高校1年生の女子生徒(15)が男に刃物で刺殺された事件で、殺人容疑で逮捕された男(24)が犯行直前に女子生徒と出くわしたとみられることが捜査関係者への取材で分かった。県警は16日、男を同容疑でさいたま地検に送検した。
現時点で女子生徒と男の関係性が分かる情報はなく、県警は詳しい経緯や犯行動機、関係性の特定を急いでいる。これまでに県警へトラブルやストーカーの被害相談はなかったという。
■ただただショック
女子生徒が殺害される事件から2日がたち、現場となったマンションの出入り口には花やお菓子が添えられ、同級生などが女子高校生の冥福を祈った。
息子が小中学校の同級生だったという40代女性は花をゆっくりと置き、「元気で本当に良い子だった…」と涙を浮かべた。女子生徒が亡くなったことを知り、「ただただショックだった。犯人を許せない」と話していた。
小中学生のころに同じクラスになったことがあるという女子高校生(15)は女子生徒について「明るくて誰にでも分け隔てなく話すクラスの中心的存在だった」と語る。手を合わせ、「見守っててね。待っててね」と心の中で声をかけたという。