北極の「冬季海氷域面積」が最小 衛星で観測、周辺気温高く
2025/04/18/16:30
宇宙航空研究開発機構(JAXA)と国立極地研究所は18日、北極の「冬季海氷域面積(年間最大面積)」が今年3月、1979年から続けている衛星観測では最小となる1379万平方キロだったと発表した。昨年12月から今年2月にかけて、周辺気温が平年より高かったことが一因。地球規模の気候変動に関わる現象とみられ、今後の気象や海洋環境への影響が懸念される。