埼玉新聞

 

ヤマツツジ鮮やか 狭山の公園、斜面いっぱいに広がる 100年以上の歴史ある名所…山全体に千株以上が群生 満開は20日ごろの見込み

  • 斜面いっぱいに広がるヤマツツジ

    斜面いっぱいに広がるヤマツツジ=17日午前、狭山市入間川

  • 斜面いっぱいに広がるヤマツツジ

 狭山市入間川の市営稲荷山公園の斜面緑地で、鮮やかな朱色のヤマツツジが訪れた人を楽しませている。山全体に千株以上が群生し、20日ごろには満開となる見込みだ。

 同所は公園として整備されてから、ヤマツツジの名所として100年以上の歴史がある。戦後一時は荒廃したものの、9年前からボランティア団体「稲荷山・山ゆりの会」が植栽や草刈りなどの手入れをし、復活した。現在はサクラやヤマユリなどの四季折々の花が咲き誇る。

 同団体代表の福田朝男さん(76)は、「ヤマツツジは来週ぐらいには全体が真っ赤になり、4月中は楽しめる」と話した。

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