埼玉新聞

 

戸田市議を逮捕 公選法違反(買収)の疑い 選挙運動員に現金手渡す 埼玉県警【速報】

  • 戸田市役所の市議会控室にガサに入る捜査員ら=20日午後5時ごろ、戸田市上戸田1丁目

    戸田市役所の市議会控室に捜索に入る捜査員ら=20日午後5時ごろ、戸田市上戸田1丁目

  • 戸田市役所の市議会控室にガサに入る捜査員ら=20日午後5時ごろ、戸田市上戸田1丁目

 1月に行われた戸田市議選を巡り、選挙運動員に現金を供与したとして、県警捜査2課と蕨署は20日、公職選挙法違反(買収)の疑いで、戸田市新曽、市議渡辺塁容疑者(46)を逮捕した。

 逮捕容疑は1月30日午後5時半ごろ、戸田市のJR戸田駅西口駅前交通広場で、選挙運動員2人に、選挙運動の報酬として現金計3万5千円を手渡した疑い。「弁護士と話をするまでは話せません」と供述を留保している。

 同課によると、運動員2人は渡辺容疑者と選挙前からの知り合いで、選挙運動期間中の数日間、市民へのビラ配りや声かけをしていた。渡辺容疑者は1月26日の投開票後に現金を手渡し、2人で分け合っていた。

 県警は戸田市役所の市議会控室など県内外数カ所を捜索した。

 渡辺容疑者は戸田市議選に立候補し、1392票を得て11位で初当選していた。

=埼玉新聞WEB版=

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