埼玉新聞

 

実親に「一日でも早く会いたい」 産院で取り違えられた原告

  •  東京地裁判決を受け、記者会見する江蔵智さん=21日午後、東京・霞が関の司法記者クラブ

     東京地裁判決を受け、記者会見する江蔵智さん=21日午後、東京・霞が関の司法記者クラブ

  •  東京地裁判決を受け、記者会見する江蔵智さん=21日午後、東京・霞が関の司法記者クラブ

 「神に願うような気持ちだった。一日でも早く会いたい」。都立墨田産院で取り違えられた江蔵智さん(67)は21日、東京地裁の法廷でじっと目を閉じながら判決を聞いた。実親の手がかりを得られる内容を求めた訴えを認める主文の朗読に続き、裁判長が都に調査を命じる理由を説明。代理人弁護士は江蔵さんの肩を優しくたたき、うなずき合った。

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