森永ヒ素ミルク事件、賠償認めず 大阪、脳性まひ女性敗訴
2025/04/22/13:28
1955年に発生し、1万3千人超が被害を受けた「戦後最大の食品中毒」とされる森永ヒ素ミルク事件で、脳性まひになった大阪市の女性(70)が救済が不十分だとして森永乳業(東京)に慰謝料など5500万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、大阪地裁(野村武範裁判長)は22日、請求を棄却した。