埼玉新聞

 

ベルク好調 独自の電子マネーやプライベートブランドの開発強化、低価格戦略などで増収、過去最高を記録 新規出店も計画通り 2月期の純利益16%増

  • 【企業】ベルク=看板、ロゴ

    ベルク、2月期の純利益16%増

  • 【企業】ベルク=看板、ロゴ

 食品スーパーのベルク(鶴ケ島市)が発表した2025年2月期の通期連結決算は、純利益が前期比16・0%増の123億8500万円で6期連続の増益だった。営業収益は10・2%増の3877億7900万円、営業利益は同17・4%増の170億1100万円、経常利益は同16・1%増の173億8800万円で34期連続の増収となり、過去最高を記録した。

 独自の電子マネー機能付きポイントカード「ベルクペイ」の新規取り込みや自社PB(プライベートブランド)の開発強化、競合他社との相対的な低価格戦略などが奏功し、客数、客単価ともに上昇。既存店売上(同5・4%増)の堅調さに加え、新規出店(7店舗)も計画通りに進んだ。

 26年2月期の連結業績予想は、営業収益が前期比6・8%増の4141億7200万円、営業利益は同6・4%増の180億9100万円、経常利益は同5・0%増の182億6300万円、純利益は同0・5%増の124億4500万円を見込んでいる。

ツイート シェア シェア