埼玉新聞

 

2号機デブリ試験取り出し完了 3グラム以下、福島第1原発

  •  17日、デブリをつかんだ爪形器具(右上)=福島第1原発2号機(東京電力提供)

     17日、デブリをつかんだ爪形器具(右上)=福島第1原発2号機(東京電力提供)

  •  17日、デブリをつかんだ爪形器具(右上)=福島第1原発2号機(東京電力提供)

 東京電力は23日、福島第1原発2号機で溶融核燃料(デブリ)の取り出しを完了したと発表した。昨年11月に続き2回目。事故でメルトダウン(炉心溶融)を起こした1~3号機にある推計880トンのうち、採取したデブリは前回同様に3グラム以下とみられる。重さや放射線量を測定した後、茨城県の研究施設に運んで詳しく分析する。

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