埼玉新聞

 

ショック…サイト閲覧の女性、1490万円を失う 自宅パソコンに警告が表示…記載の番号に電話、サポートスタッフは詐欺師 信じて4回も送金 気付いた人が警察に連絡するまで、だまされたまま気付かなかった会社員

  • 【地図】東松山市

    架空請求詐欺、1490万円被害=東松山市

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 埼玉県警東松山署は21日、東松山市の会社員女性(62)が1490万円をだまし取られたと発表した。

 署によると、3月2日午後10時ごろ、女性が自宅でインターネットのサイトを閲覧中、パソコンの画面にウイルス感染の警告が表示された。女性は画面に出た電話番号に連絡したところ、ソフトウエア会社のサポート担当を装う男に「あなたの口座からお金が引き出されているかもしれない」「安全な口座にお金を移して」などと言われた。話を信じた女性は同日深夜から翌日昼前にかけて、インターネットバンキングで指定された口座に4回にわたり計1490万円を振り込んだ。同4日に金融機関から「不審な振り込みがある」と届け出があり、女性が詐欺に遭っていたことが分かった。
 

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