埼玉新聞

 

AKB48・17期研究生が初日公演 埼玉出身の畠山希美さん、平田侑希さん、正鋳真優さんら劇場デビュー

  • 「ただいま 恋愛中」公演で初日を迎えたAKB48の17期研究生=4日、東京・秋葉原のAKB48劇場(C)AKB48

  • 17期研究生の最年少&最年長コンビで『春が来るまで』を披露した埼玉出身の(写真左から)平田侑希さん、畠山希美さん(C)AKB48

 アイドルグループAKB48の17期研究生は4日、東京・秋葉原のAKB48劇場で、「ただいま 恋愛中」公演の初日を迎えた。(森本勝利)

 17期研究生は、今年5月のお披露目から約4か月で念願の劇場公演デビュー。埼玉県出身者では、畠山希美さん(14)、平田侑希さん(20)、正鋳(まさい)真優さん(17)の3人が在籍する。

 公演はタイトル名にもなっている『ただいま 恋愛中』で、元気いっぱいに幕開け。『くまのぬいぐるみ』『Only today』と続き、弾ける笑顔でオープニングを飾った。

 冒頭のMCで正鋳さんは「たくさんの先輩が数々の公演を行ってきた歴史のあるステージに立つことができて、幸せな気持ちでいっぱい」と喜びを噛みしめた。畠山さんは「私が生まれる前からあるAKB48劇場に立ててうれしい」と話すと、会場では笑いが起きていた。

 ユニットパートで正鋳さんは計5人で、『7時12分の初恋』を可愛らしくパフォーマンス。17期研究生の最年少&最年長コンビである畠山さんと平田さんは、『春が来るまで』をしっとりと歌い上げた。続いて正鋳さんは、水島美結さん、山﨑空さんと『純愛のクレッシェンド』を、大人びた表情としなやかなダンスで魅了。畠山さんと平田さんは、佐藤綺星さんとクールなダンスナンバー『Faint』を披露した。

 終盤は『ダルイカンジ』『BINGO!』など4曲をノンストップで駆け抜け、最後は『軽蔑していた愛情』を儚げな表情で歌唱し本編は終了。アンコールでは『LOVE CHASE』『制服が邪魔をする』と続き、熱のこもったパフォーマンスで盛り上げた。

 佐藤さんは「当たり前だった日常生活を送ることが難しくなってしまったが、AKB48の先輩方の活動にエネルギーをもらって、今こうしてこの場所に立つことができている。公演を通して、応援してくださる皆様に、光に満ちた素敵な世界を届けたい」と語り、溢れる想いとともに『なんて素敵な世界に生まれたのだろう』を歌い上げた。

 最後は初日公演メンバー8人に、太田有紀さん、小濱心音さんを加えた10人で、グループの代表曲『大声ダイヤモンド』を研究生全員で披露。場内は大きな拍手に包まれ、たしかな手応えを掴んだ10人は充実の表情で、初日という記念すべき一日に幕を閉じた。

=埼玉新聞WEB版=

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