熊谷うまいもんカップに5万人来場 うま辛カリーチキン優勝 ラグビーバーガー2時間で完売、雪くま行列
2019/05/28/00:00
熊谷市内の名物グルメを集めた食の祭典「熊谷うまいもんカップ2019」(同実行委員会主催)が26日、熊谷市上川上の熊谷スポーツ文化公園にぎわい広場で開かれ、約5万人が来場した。
熊谷グルメのナンバーワンを投票で決める「熊谷うまいもんカップ」は、鳥末本店の「うま辛カリーチキン」が優勝した。
前身の「熊谷B級グルメ大会」から名称変更し、今年が2回目となる。計55店舗が出店し、このうち熊谷うまいもんカップ部門には22店舗が出場。
9月に開幕するラグビーワールドカップ(W杯)日本大会の機運醸成を図るため、ラグビーの試合出場者数「15」にちなんだフィフティーンメニューを提供した。
熊谷市はこの日、最高気温35・0度の猛暑日に。名物のかき氷「雪くま」のブースは午前中から長い列ができた。家族4人で来場した熊谷市の高橋瑠花ちゃん(7)は「冷たくて、おいしかった。次はポテトを食べたいな」とにっこり。
行田市の大学生新井秀輔さん(21)は唐揚げともつ煮を食べ、「知らない料理がいっぱいあって驚いた。今度、お店にも行ってみようかと思う」と目を細めた。
会場にはW杯で熊谷にやってくる米国、アルゼンチンなど6カ国を知ってもらう応援コーナーも設けられた。ラグビーボール型のパンに6カ国の郷土料理を挟んだ「ラグビーバーガー」は、用意した計350個が販売開始から2時間で完売する人気ぶり。
県主催の「スポーツフェスティバル2019」も同時開催され、家族連れでにぎわいを見せた。