けやきひろば春のビール祭り開幕 300種類を超えるビール 各店大人気で長い列 6月2日まで
2019/05/30/00:00
さいたま市中央区のさいたま新都心けやきひろばで29日、県内や全国各地のビールを味わえるクラフトビールの祭典「けやきひろば春のビール祭り」が開幕した。来場者は風にそよぐ新緑に囲まれながら、多彩なビールの味に酔いしれた。
主催はさいたまスーパーアリーナ。毎年春と秋に開催され、今回で21回目。国内外73店舗が出店し、300種類を超えるビールが勢ぞろいした。
香りや苦味、アルコール度数など4種類の違ったビールが楽しめる飲み比べセットは各店とも大人気で、長い列ができた。中にはスイカ、夕張メロン、コーヒーといった変わり種ビールもあり、多彩な味を楽しんだ。
ビールと相性抜群の食事も充実し、定番のソーセージやチーズ、焼き鳥のほか、神奈川県厚木市のB級グルメ「シロコロホルモン」、島根県の「天然アワビ蒸し焼き」など、来場者は各地の美味も堪能した。
さいたま市大宮区の会社員、赤松明香(はるか)さん(28)は初出店の兵庫県淡路島「島レモンビール」を飲みながら「爽やかで女性でも飲みやすい。いろいろな味を楽しみたい」と話していた。
ビール祭りは6月2日までの午前11時~午後9時(最終日は午後8時まで)。入場無料。問い合わせは、さいたまスーパーアリーナ(電話048・601・1122)へ。