埼玉新聞

 

幻想的で立ち止まる人々 ピンク色のSアリーナ、大宮ソニックに願い コロナ禍も「乳がん検診」控えないで

  • ピンク色にライトアップされたさいたまスーパーアリーナ=3日、さいたま市中央区

  • ビル壁面がピンク色にライトアップされた大宮ソニックシティ=1日、さいたま市大宮区

 乳がんの早期発見、早期治療の重要性を呼びかける啓発活動「ピンクリボン月間」に合わせ、さいたま市のさいたまスーパーアリーナや大宮ソニックシティビル、埼玉会館がピンク色にライトアップされた。

 県やさいたま市などで組織されるピンクリボン運動推進県委員会による運動の一環。秋の夜空を幻想的な雰囲気に変えたライトアップに、足を止めて携帯電話などで撮影する通行人の姿も目立った。

 委員会事務局の広瀬晶子さんは「長引くコロナ禍で検診控えが続くことが心配。このライトアップが乳がん検診に行くきっかけになり、一人でも悲しむ人がいなくなることを願っています」と話している。

 さいたまスーパーアリーナと大宮ソニックシティビルは31日夜にもライトアップされる。埼玉会館は毎日行う予定。

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