偽造紙幣を受け取った男、詐欺容疑で逮捕 だまされた男性の妻が通報、宅配便で送付/狭山署
2019/06/01/00:00
狭山署は5月31日、詐欺未遂の疑いで、千葉県松戸市岩瀬、無職の男(36)を現行犯逮捕した。
逮捕容疑は、5月27~29日、狭山市の無職男性(81)方に、「民事訴訟最終通告書」と記載されたはがきを送付し、電話で「和解金200万円を宅配便で送付する必要がある」と虚偽の内容を説明。31日午前10時ごろ、千葉県柏市のアパート一室で、200万円をだまし取ろうとした疑い。
同署によると、30日午前0時10分ごろ、詐欺に気付いた男性の妻から通報があり、だまされたふりをして偽造紙幣をアパートに配送、受け取った男を同署員が現行犯逮捕した。男は偽名を使用。部屋は空き室だった。
男性はすでに調査費名目で5万円をだまし取られていたが、途中で妻が気付いた。
男は「お金を受け取るアルバイトをしていただけで詐欺と思わなかった」と容疑を否認しているという。