埼玉新聞

 

ソウル雑踏事故…犠牲の18歳女性、無言の帰宅 現地で家族と対面終えて 語学留学で渡航したのは夏

  • 小槌さんの遺体を乗せたとみられる車両(奥)=3日夜、川口市の小槌杏さんの自宅前(画像を一部加工しています)

 韓国ソウルの繁華街・梨泰院(イテウォン)で、10月29日夜に発生した雑踏事故で犠牲となった川口市の小槌杏(18)さん。事故から5日経過した3日午後、現地で家族との対面を終えた遺体が帰国した。

 成田空港に到着後、小槌さんの遺体を乗せた車両は午後8時半ごろに自宅前に到着。大勢の報道陣が見守る中、関係者らと共に先着していた家族が待つ室内へ無言のまま入った。

 小槌さんは語学留学のため、8月末に韓国へ渡航。事故に巻き込まれた2日後の31日に家族が韓国へ渡り、身元を確認していた。

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