東入間署は2日、ふじみ野市の無職男性(84)が架空料金請求の振り込め詐欺で現金90万円の被害に遭った、と発表した。
同署の調べでは、10月30日午後3時ごろから数回、男性方に通信関連会社の職員や団体職員を装った男らから電話があり、「登録料金が未納。支払わなければ裁判になる」「料金を支払えば、返金制度で返金されます」などと話した。男性は同日午後3時半ごろと午後6時半ごろの2回、同市の銀行ATMで、相手が指定した口座に現金計90万円をを振り込んだ。その後、別居する娘に相談し、詐欺の指摘を受けた男性が同日午後8時10分ごろ、同署に届けた。