発見時は外出中…母親の遺体を夏から放置か、死体遺棄容疑で57歳男逮捕 「亡くなったこと分かっていた」
2022/11/12/00:00
自宅に遺体を放置したとして、飯能署は11日、死体遺棄の疑いで、日高市高萩東1丁目、無職の男(57)を逮捕した。男と同居していた80代の母親と連絡が取れていないことから、同署は遺体が母親とみて、司法解剖をするなどして身元の特定を進めている。
逮捕容疑は、8月15日午後10時ごろから11月10日午後6時10分ごろまでの間、自宅内に遺体1体を放置した疑い。調べに「母が自宅で亡くなったことは分かっていた。死体を自宅に放置したことは間違いない」と容疑を認めているという。
同署によると、10日午後4時40分ごろ、日高市の包括支援センター職員から母親の安否確認依頼が同署にあった。同6時10分ごろ、同署員と消防隊員が遺体を発見し、その後、帰宅した男から事情を聴いた。遺体は1階の洋室のベッド脇にあおむけで倒れていた。争った形跡や目立った外傷はないという。
同署は死因や放置した経緯を詳しく調べる。