女性宅に押し入り暴行、容疑の男再逮捕 金品や暴行目的で女性狙ったか 1、2件の余罪ほのめかす/県警
2019/06/04/00:00
新座市で女性宅に押し入って暴行するなどしたとして男が逮捕された事件で、県警捜査1課と新座署は3日、強盗致傷の疑いで、住所不定、無職の男(44)を再逮捕した。
再逮捕容疑は、昨年3月22日午後8時5分ごろ、新座市東北のマンション通路上で、帰宅した女性(28)にはさみを示して「鍵を出せ」と脅迫、髪を引っ張る暴行を加え、住宅の鍵1個とキーケース(計3万2000円相当)を奪った疑い。女性は左手指に全治約5日の擦り傷を負った。
同課によると、マンションの防犯カメラに男が同日朝から何度か往復する姿が映っていた。金品や暴行目的で女性を狙っていたとみられる。女性と面識はなかった。
県警は5月、強盗強制性交等などの疑いで、男を逮捕し、余罪を追及していた。男は容疑を認め、「お金が欲しかったし、女性に興味があった」と供述。同市内で他に1、2件の余罪をほのめかしており、県警が調べる。