埼玉新聞

 

イオンの“ボージョレ・ヌーボー売り場”ワンランク上の味に パーティなど需要増、例年より割高でも人気

  • 現地コンクール最高金賞受賞品など11種のボージョレ・ヌーボーが発売となったイオンのリカー売り場=17日午前、越谷市のイオンレイクタウン

 フランス産の新酒ワイン「ボージョレ・ヌーボー」が17日、解禁され、県内酒店などでも輸入されたばかりの商品の販売が始まった。越谷市のイオンレイクタウンリカー売り場では、現地コンクールの最高金賞受賞品など11種を取りそろえており、担当者は「今年は最高の品質。ワンランク上の味を楽しんでいただきたい」と呼びかけている。

 イオンリテール北関東カンパニーによると、埼玉、茨城、栃木、群馬の同社管内で13日までに受け付けたボージョレ・ヌーボーの予約本数は昨年比約3割増、売り上げでは約6割増で好調という。円安やウクライナ有事による航空輸送費増で例年より割高となる一方、数量限定となることへの心配や外出機会の増加などから、長年の愛好者や、パーティなどでの需要が増えているとみている。

 同店リカー担当で日本ソムリエ協会認定ソムリエのベーヤーリス公乃さんは「今年の欧州は記録的水不足だったものの、ブドウ収穫前に降った雨が好影響で、とても出来がいい」と太鼓判を押す。

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