嵐山町の嵐山渓谷の紅葉が見頃を迎え、訪れた観光客らでにぎわっている。
嵐山渓谷は、当地を訪れた本県出身の林学博士・本多静六博士が、槻川の岩畳と清流、周辺の木々が織り成す景観が京都・嵐山に似ていることから「これは武蔵国の嵐山だ」と言ったとされる名所。
関係者によると、天候にもよるが紅葉の見頃は「今月末ごろまで楽しめそうだ」という。狭山市から来た女性は「色づきは、昨年よりいいですね」と話していた。
周辺には遊歩道、飛び石、冠水橋、展望台などが整備されている。
問い合わせは、嵐山町観光協会(電話0493・81・4511)へ。