埼玉大学は22日までに、転送先の設定ミスで約10カ月間にわたり、メールを約5千件誤送信し、うち2122人分の学生や教職員、関係者の氏名や学籍番号などが記されていたと発表した。
同大によると、昨年5月、教員が大学の業務関連のメールを個人のメールアドレスに自動転送する設定をした際、「@gmail.com」を誤って「@gmai.com」と登録した。
今年3月に送信メールの容量オーバーによるエラーが通知され発覚した。
誤送信を狙い既存のドメイン名に似せた「ドッペルゲンガー・ドメイン」に転送されたとみられているが、現時点で情報の悪用は確認されていないという。