草加市は25日、後期高齢者医療制度で特定疾病の高額療養費について、支給漏れがあったと発表した。
市によると、2019年8月から20年9月までの診療月分(既に時効が成立した分)で、対象者は45人。総額66万7865円。特定疾病の高額療養費は、市で対象者の抽出と支給金額の算定を行い、支給は保険者の県後期高齢者医療広域連合で行われる。市で行う事務処理システムへの入力漏れにより、既に時効を迎えているものがあると判明した。
今後は複数の担当者で事務処理手続きの確認を徹底するほか、支給相当額を遅延損害金も含めた損害賠償金として支払い手続きを進める。