物価高騰で負担が増える子育て世帯を支援しようと、久喜市は、18歳以下の子ども世帯と妊婦に1人当たり2万円を給付すると発表した。29日に始まる議会定例会に関連予算を提出する。
対象は2004年4月2日以降に出まれた子を持つ世帯と、今年4月1日から来年3月31日までに妊娠届出書などを提出した妊婦。それぞれ市内在住で、すでに給食費の無償化など支援を受けている場合は除く。
市は議会の承認を得て、年明けから申請書類を送付し、受け付け、給付を進める。市は「燃料費や物価高騰に直面する子育て世帯や妊婦の負担を軽減したい」としている。