埼玉新聞

 

こちらの「あお」選手もW杯で活躍…埼玉出身のクライミング2選手が帰国報告会 百合草選手は初参戦で優勝

  • 明治安田生命・安田剛執行役員埼玉本部長(中央)から花束が贈られた本間大晴選手(左)と百合草碧皇選手=さいたま市の明治安田生命浦和支社

 明治安田生命保険が全国の将来有望な若手スポーツ選手を支援する「地元アスリート応援プログラム」で、本県選出のスポーツクライミング男子日本代表の本間大晴選手(23)=川口市出身=と百合草碧皇(ゆりくさ・あお)選手(20)=鴻巣市出身=が、ワールドカップ(W杯)でともに優勝し、さいたま市浦和区の同社浦和支社で帰国報告会を行った。

 両選手が出場したリード競技は、高さ12メートル以上の壁に設けられたルートを6分以内にどの地点まで登れるかを競う。本間選手は3年ぶりの参戦で、スイスで行われた6月のW杯第2戦で優勝、第3戦・第4戦(ともにフランス)でも連続2位になった。百合草選手はW杯初出場で、初戦(オーストリア)で2位、第7戦(インドネシア)で初優勝した。

 安田剛同社執行役員埼玉本部長は「全国で61人のアスリートを応援しているが、埼玉出身の2人がW杯で優勝したことを誇りに思う。今後も活躍に期待したい」と祝福した。

 本間選手は「良い結果が残せた。今後はボルダリング競技でもトップを目指したい。パリ五輪を目標に練習に励みたい」と話した。百合草選手は「初参戦で優勝できてうれしい。引き続き応援をお願いします」と金メダルを披露し、初めてのW杯を振り返った。

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