宮代町役場で庁舎内に遅い時間まで居座ったとして、杉戸署は7日、不退去の疑いで、同町学園台2丁目、無職の男(54)を現行犯逮捕した。
逮捕容疑は、同町笠原1丁目の町役場で、町職員から再三にわたり庁舎内から退去するよう求められたにもかかわらず、同午後7時15分ごろまで居座り、退去しなかった疑い。
同署や町によると、男は町に情報公開を申請、受領証を求めていたという。閉庁時間が過ぎていたため、町職員が文書と口頭で退出するよう警告したが、居座り続けたため、町が通報。駆け付けた署員が現行犯逮捕した。男は容疑を否認し「要求が通ればすぐに帰った」と話しているという。