埼玉新聞

 

開運願う七福神、さいたまで仮装パレード 「元気に明るく」地元住民、笑顔を振りまき七つの寺社巡る

  • 笑顔を振りまく仮装した七福神。中央は弁天様=3日、さいたま市中央区

 さいたま市中央区で3日、本町東の与野氷川神社から鈴谷の鈴谷大堂まで七つの寺社を巡り、今年の開運を願う七福神の仮装パレードがあった。2キロの道を2時間ほどで歩く正月の恒例行事。

 七福神の仮装をしたのは地元中央区の住民。恵比須様は上峰地区の老人会長、五十嵐博一さん(86)。元は乳業会社の営業担当で「120歳まで生きるぞ」と宣言した。

 弁天様は都内の人間ドックの内視鏡検査助手、望月育子さん(46)。「与野(現さいたま市中央区)に来て31年。いつか弁天様の役をやりたかった」と笑顔で話した。

 プラカードを掲げて七福神を先導したのは地元のカブスカウトの小学生たち。与野本町小3年の伊藤真乃さんは「案内できてうれしかった」とにっこり。

 実行委員長の元与野市役所職員、岩崎道行さん(81)は「この1年も元気に明るく生きようという気になった」と語った。

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