県内進路調査、24年ぶりに公立高志望70%割る 県教育局が発表 背景にある理由は
2019/01/12/00:00
県教育局は11日、3月に県内中学校(国公私立、特別支援学校中学部)を卒業予定の生徒6万4014人(前年比981人減)の進路希望状況調査(昨年12月15日現在)を発表した。県内公立高校全日制の希望者は4万4392人(前年比1187人減)で69・3%(同0・8ポイント減)となり、24年ぶりに7割を下回った。県内私立高校に通学する生徒の世帯の経済的負担を軽減する県の補助制度の浸透など、私立高校を選択しやすくなったことや多様な学校生活を送れる通信制高校を希望する生徒の増加などが、背景にあるとみられる。