埼玉新聞

 

埼玉で大規模交通規制、26日実施 県警、ドライバーに注意呼び掛け 24日実施の際は最大15キロの渋滞

  • 大規模交通規制、26日に実施 県警、注意呼び掛け

 2020年東京五輪・パラリンピックに向けて東京都内の交通量を抑制し、混雑を緩和するため、県内の高速道路で24日に実施された交通対策テストの結果、最大約15キロの渋滞が発生したと、県警が25日、発表した。26日にも同様のテストが行われることから、県警は高速道路利用者やドライバーに注意を呼び掛けている。

 県警オリンピック・パラリンピック課によると、26日のテストでは、首都高上り線の新都心入り口を午前0時から27日午前0時まで24時間閉鎖。与野、戸田南、川口安行、川口新郷、八潮南の各入り口を午前5時から午後9時まで状況に応じて閉める。

 上り料金所では東北自動車道の浦和、常磐自動車道の三郷、首都高の八潮と川口を一部閉鎖。関越自動車道上りの鶴ケ島インターチェンジ(IC)手前では車線規制を行う。

 24日のテストでは、三郷本線上り三郷料金所を先頭に15・1キロの渋滞が発生。外環道内回り川口東ICを先頭に14・7キロの渋滞が起きた。26日も各地で渋滞が予想される。

 同課は「都心方向へ向かう方はなるべく迂回(うかい)などの措置を取ってほしい。五輪・パラリンピック成功のため、交通対策にご理解、ご協力いただければ」としている。

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