埼玉新聞

 

観光客ら、300個の風車による光のアート楽しむ 22日まで川越・鍛冶町広場 土日はライトアップも

  • 風車を通してカラフルな光彩を楽しむ観光客=5日、川越市仲町の鍛冶町広場

 蔵造りの建物が立ち並ぶ川越市仲町の鍛冶町広場に、風車による光のアート「光彩楓螢(こうさいふうけい)」が登場した。約300個の風車が陽光を浴び、虹色の光が降り注いでいる。アーティストの小川剛氏と建築家の岩城和哉氏が協力して手掛けた。

 東武鉄道(東京都)と小江戸川越観光協会による川越プロモーションの一環。3メートルの高さに光を透過する特殊な素材で制作した赤や青の風車を飾り付けた。20メートルほどの光の小道を演出している。

 愛媛県から観光で訪れた作業療法士青山舞さん(28)は「風車で風が感じられ、涼しさを実感できる」と気持ち良さそうに見上げていた。

 22日まで。期間中の土・日曜日は午後6時からライティングされ、昼間とは違った光景を楽しめる。

 問い合わせは、東武鉄道お客さまセンター(電話03・5962・0102)へ。

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