小鹿野町両神薄の「両神国民休養地花しょうぶ園」でハナショウブが咲き始め、紫色などの花が来園者たちを楽しませている。

　かつての棚田を利用した約5千平方メートルの園地に、約100種類約1万株のハナショウブが咲く。町おもてなし課によると、今年の開花は例年より約1週間遅く、今週末から見頃を迎える見込みという。

　9日午前10時から午後3時まではイベント「花しょうぶまつり」を開催し、ポン菓子や麦茶を無料でサービスする。同日は道の駅両神温泉薬師の湯隣にある両神農林産物直売所でも感謝祭が開かれる。

　問い合わせは、同課（電話0494・79・1100）へ。