埼玉新聞

 

箱根駅伝の往路1区担当ランナーが一日署長に 埼玉・飯能署が委嘱、春の交通安全キャンペーンに参加

  • 松崎直樹署長(左)から委嘱状を受け取った清野太成さん=6日、飯能署(同署提供)

 飯能署は春の交通安全運動初日の6日、駿河台大学駅伝部の清野太成さん(21)に一日警察署長を委嘱し、出発式を開催した。同大駅伝部は今年1月に行われた箱根駅伝に初出場し、清野さんは往路1区を担当した。

 清野さんは同署の松崎直樹署長から委嘱状を受け取った後、街頭活動に向かうパトカーや白バイを見送った。出発式後は警察署近くの交差点で市役所や関係団体関係者と交通事故防止を呼びかける啓発品などを配布するキャンペーンに参加した。

 松崎署長は「国道299号などの主要幹線道路を中心に警戒や通学路、生活道路の安全点検など歩行者保護を重点とした交通事故対策を署員一丸となって取り組んでいく」と話していた。

 同署管内の今年3月末までの人身事故発生件数は51件(前年同期比21件減)、死者数は0件(同2件減)となっている。

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