埼玉新聞

 

新たな観光スポット!?秩父名物B級グルメ「みそポテト」自販機が登場 24時間稼働、「秩父ホルモン」も

  • 自販機の「冷凍みそポテト」を紹介する、みそぽてと本舗の新井真社長=26日、秩父市栃谷

 秩父の名物B級グルメ「みそポテト」を手軽に楽しんでもらおうと、みそぽてと本舗(秩父市栃谷)は、今月から工場敷地内に冷凍自動販売機を設置し、「冷凍みそポテト」の販売を開始した。同社の新井真社長(35)は「秩父グルメがいつでも購入できる、新たな観光スポットになれば」と期待を込める。

 同社は、各観光施設で販売する業務用みそポテトを40年間、手作りで製造している。昨年11月に、同地の県道沿いに新工場を開設。秩父市のイメージキャラクター「ポテくまくん」を外観にあしらい、通行人の目を引き付けている。

 新井社長は「工場内に直売所はなく、一般客には商品を販売できない。これまで多くの観光客たちが商品を求めて工場に来てくれたので、その期待に応えたかった」と、自販機設置の経緯を説明する。

 自販機は24時間稼働。現在、冷凍みそポテト2種(甘みそとゆずみそ、各700円)のほか、同市久那のホルモン屋・香味苑の「秩父ホルモン」(650円)も販売している。新井社長は「今後も地元の業者と連携し、秩父グルメのメニュ―拡充を図っていきたい」と話した。

 問い合わせは、みそぽてと本舗(電話0494・25・0030)へ。

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