埼玉で断トツ1位の安全な街、交通死亡事故ゼロが13年以上続く 連続5000日達成の街とは 偉業に迫る
2022/10/14/00:00
鳩山町内の交通死亡事故ゼロの連続日数が13日午前零時、「5000日」を達成した。同町の交通死亡事故ゼロの継続は13年を超え、県内の市町村では断トツの1位だ。
同日朝、役場1階のロビーにある交通死亡事故ゼロの啓発板は「4999日」から「5000日」に更新、「5000日達成」の垂れ幕とのぼり旗が掲げられた。
同町では、2009年2月2日、同町石坂で交通死亡事故が発生して以来、ゼロが続いている。今年2月には、13年を超えた。
担当の同町産業環境課では「西入間署や町内の各交通安全団体などの交通安全啓発活動の輪が地域や学校、家庭の中に広がり、(記録を)達成できた」と振り返る。9月中旬には交通量の多くなる午後の交差点で特別啓発活動を行い、前日の12日にも実施した。
同町は「『安心・安全なまち』を象徴する新たな偉業の一つとなった。今後も(関係機関と協力し)交通死亡事故ゼロ継続を6千日、7千日と、この先もずっと続けていくことを目指し、(地道な)啓発活動を進めたい」としている。
なお、県内の市町村別死亡事故ゼロ更新日数(12日現在)の1位は鳩山町で、2位は皆野町(4342日)、3位は小鹿野町(4093日)となっている。