複合施設整備で協定…スーパー、医療機関のほか労基署も 春日部の旧商工センター跡地、2025年開設へ
2022/12/27/00:00
春日部市が所有する旧市商工振興センター跡地(同市粕壁東1丁目)の活用に向け、市は26日、生活協同組合コープみらい(さいたま市)、埼玉労働局(同)と基本協定を締結したと発表した。市の土地にコープみらいが建物を建て、労働基準監督署や公共職業安定所(ハローワーク)、食品スーパーや飲食店などの入る複合施設を整備する。2025年の開設を予定している。
センター跡地は春日部駅東口から約500メートルに位置し、面積約4260平方メートル。18年に解体工事が始まったが、土壌汚染が見つかっていた。市は調査結果などから、健康への被害はないとし、国のガイドラインに沿って活用する。
跡地活用に向けて、今年7月に公募型プロポーザル方式で事業者を募集。審査の結果、優先交渉権者にコープみらいを決定した。施設は労働局、スーパー、レンタルホール、カフェ、飲食店、フィットネス、クリニックモールなどが入る計画。屋上に駐車場も整備する予定。