県は4日、鳥インフルエンザが発生した東武動物公園(宮代町)で、昨年12月24日に死亡したコブハクチョウ1羽が高病原性鳥インフルエンザの陽性だったことが判明したと発表した。
県生活衛生課によると、12月24日に飼育していたコブハクチョウ2羽が死亡し、うち1羽が簡易検査で陽性と判明。遺伝子検査をしたところ、高病原性鳥インフルエンザ(H5亜型)であると確定した。同園内で高病原性鳥インフルエンザと確定したのは計4羽になった。
同園はヘビクイワシなどが死亡した昨年12月21日から休園や遊園地エリアのみの営業を続けていたが、5日から鳥類展示施設を除いた全エリアの営業を再開する。