埼玉新聞

 

「相撲のまち」で稽古初め 小中学生9人「日本一になる」 北勝富士関ら輩出の入間少年相撲クラブ

  • 稽古に励む入間少年相撲クラブの部員ら=6日午前、入間市豊岡の市民体育館

    稽古に励む入間少年相撲クラブの部員ら=6日午前、入間市豊岡の市民体育館

  • 稽古に励む入間少年相撲クラブの部員ら=6日午前、入間市豊岡の市民体育館

 八角部屋の北勝富士関や春日野部屋の栃武蔵関らを輩出した入間市の「入間少年相撲クラブ」の初稽古が6日、同市豊岡の市民体育館脇の土俵で行われ、同クラブの小中学生9人が汗を流した。

 部員らは市内の愛宕神社で必勝安全祈願の初詣を行った後、土俵に移動し稽古に臨んだ。稽古前には杉島理一郎市長が「入間は相撲のまち。市も全力を挙げて応援していく」などと部員らにエールを送り、西沢正夫総監督も「今日から新しいスタート。物事、稽古、『ありがとう』という言葉一つとっても、きちんと心を込めて、いい1年にしてください」と呼びかけた。

 厳しい寒風の中、声を合わせて準備体操を始めた部員らは、その後四股踏み、すり足、ぶつかり稽古などを行い、土俵周辺は熱気に包まれた。

 同クラブ主将の中村大海さん(14)は、初詣で「『日本一になるから見ていてください』と宣言した」と話していた。

ツイート シェア シェア