川口舞台に映画製作、障害、鋳物、異文化盛り込む 「車線変更-キューポラを見上げて」来冬公開目指す
2019/01/12/00:00
障害者にスポットを当てた作品で知られる映画プロデューサー、国枝秀美さん(59)が川口を舞台にした映画「車線変更―キューポラを見上げて」を製作する。11日、都内で製作発表の記者会見が開かれた。1964年東京五輪の聖火台を作った鋳物職人の父と母を持つオートレーサーの主人公が事故で障害者になるが、多くの人との出会いを通して、2020年の東京パラリンピックを目指す物語。「さまざまな民族の思いが色濃く残る街、川口で鋳物を守り続ける父と家族の絆、人々が障害に立ち向かう姿を力強く描きたい」と国枝さんは話している。