埼玉新聞

 

丸広川越店、国内外チョコ82ブランド集結 埼玉初出店も 義理チョコより年々人気増す新たなスタイルが

  • 店員(奥)の説明を聞きながらバレンタインのチョコレートを選ぶ女性客=10日、川越市新富町の丸広川越店

    店員(奥)の説明を聞きながらバレンタインのチョコレートを選ぶ女性客=10日、川越市新富町の丸広川越店

  • 店員(奥)の説明を聞きながらバレンタインのチョコレートを選ぶ女性客=10日、川越市新富町の丸広川越店

 バレンタインの14日は間近。川越市新富町の丸広川越店には、恒例の特設売り場が設けられ、プレゼントのチョコレートなどを買い求める多くの客が足を運んでいる。

 広さ約1千平方メートルの5階催場には、国内外の82ブランドが集結した。フランスの「ル・ショコラ・アラン・デュカス」が県内初出店するなど、14ブランドが初登場。担当のセールスマネージャー、川島慎也さん(45)は「義理チョコの需要が減る一方で、友人や家族と一緒に楽しむ傾向が年々顕著になってきた。新型コロナウイルス対策の入場制限も今年は行っておらず、売り上げは前年を超えて順調に推移している」と話す。

 母親と訪れた鶴ケ島市の高校3年生、東愛莉さん(17)は「3学期はほとんど学校に行かないので、友達に渡せば会う機会になる」と待ち遠しそう。職場の仲間と来た坂戸市の歯科医、千葉由紀子さん(26)は「家族に喜んでもらえそうなチョコが見つかった」と笑みを浮かべた。

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