路上で女性の体を触るなどしたとして、県警捜査1課と西入間署は13日、強制わいせつの疑いで鶴ケ島市脚折、無職の男（30）＝強制わいせつ罪などで起訴＝を再逮捕した。逮捕は4回目。

　再逮捕容疑は昨年9月11日午前1時ごろ、鶴ケ島市内の路上で徒歩で帰宅中の30代女性の後方から近づき、路上に引き倒した上で体を触るなどのわいせつな行為をした疑い。「性欲を満たすことと仕事のストレス発散のためにやった」と容疑を認めているという。

　同課によると、男は周囲を物色し犯行に及んだ。女性が悲鳴を上げて抵抗すると駆け足でその場から逃走したという。県警はこれまでに別の女性を触ったとして、男を3度逮捕。取り調べの中で今回の事件を自供し、周辺の防犯カメラの精査などから犯行を特定した。同課では余罪が複数件あるとみてさらなる調べを進めている。