父親の遺体、自宅に遺棄 容疑で息子逮捕「お金かかるので」 父親と接触できず越谷市職員と警官が訪れ発見
2019/06/21/00:00
自宅に父親の遺体を遺棄したとして、越谷署は20日、死体遺棄の疑いで、越谷市蒲生寿町、無職の男(53)を逮捕した。男は「届け出をするとお金がかかるので、届け出なかった」と供述しているという。
逮捕容疑は2018年12月下旬~19年6月4日までの間、同居している父季男さん=当時(86)=の遺体を自宅内に遺棄した疑い。
同署によると、今月4日、高齢者の支援を担当する市の職員から「訪問しても留守で季男さんと接触ができない」という相談があり、署員がともに自宅を訪問したところ、1階の居間で布団の上にあおむけで倒れている季男さんを発見。発見時、季男さんは服を着ていなかったという。
季男さんは心不全で亡くなった可能性が高いとみられ、同署で死因などについて詳しく調べる。