大勢の見物客が楽しむ 三十槌の氷柱ライトアップ始まる 湧き水が作る“氷のオブジェ”鮮やかに
2019/01/13/00:00
秩父市大滝にある冬の名勝「三十槌(みそつち)の氷柱(つらら)」で12日からライトアップが始まり、岩肌にしみ出る湧き水が作る“氷のオブジェ”が鮮やかに輝いた。
小鹿野町河原沢の「尾ノ内百景氷柱」と横瀬町芦ケ久保の「あしがくぼの氷柱」と並び、「秩父三大氷柱」といわれる。3カ所で唯一、自然の寒さだけで育まれる氷柱が見られる。最大の高さは約8メートルで、幅は約30メートルに及ぶ。今年は暖冬の影響で、現在は最盛期の7割ほどだが、大勢の見物客たちを楽しませている。
氷柱の状態によって期間を変更する場合があるが、2月17日までの予定で、時間は午前8時から午後5時まで。ライトアップは同11日までで、時間は平日が午後5時から同7時、土日・休日は同9時まで。環境整備協力金は大人(中学生以上)200円。
問い合わせは、秩父観光協会大滝支部(電話0494・55・0707)へ。