埼玉新聞

 

寝ている男性を包丁で切りつけ、現金奪おうとした疑い 男を逮捕、大声で叫ばれ何も取らず逃走/大宮東署

  • 大宮東署=さいたま市見沼区風渡野

 大宮東署は13日、強盗致傷の疑いで、住所不定、無職の男(56)を逮捕した。逮捕容疑は同日午前0時55分ごろ、さいたま市見沼区片柳の2階建てアパートに住む無職男性(66)の部屋に押し入り、男性の後頭部を包丁で数回切り付けて1週間のけがを負わせた上、現金を奪おうとした疑い。

 同署によると、男は寝ていた男性の部屋に、施錠されていないドアから侵入。男性が目を覚ますと、包丁で頭を切り付けて現金を奪おうとしたが、大声で叫ばれたため、何も取らずに逃走した。事件後、13日午前4時25分ごろ、大宮駅東口交番に出頭し、逮捕された。

 男は以前、同アパートに住んでおり、男性とも面識があるという。「金が欲しかった」などと供述しているという。

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