23日午前0時10分ごろ、八潮市伊勢野、つくばエクスプレス三郷中央駅―八潮駅間の線路で、男性がつくば発北千住行き上り普通列車(6両編成)にはねられ死亡した。
草加署や首都圏新都市鉄道によると、男性が線路上で枕木に並行してあおむけに横たわっているのを運転士が発見した。列車には乗客約50人が乗車していたがけがはなかった。八潮駅で事故直前に若い男性が切符を通さず改札を小走りで通過。ホームドアを跳び越えて線路内に入ったという。
事故で上下2本が運休し、最大2時間6分の遅れが生じ、乗客約千人に影響が出た。同署で男性の身元を確認している。